学会誌『ウラリカ』の電子化とお願いについて

 本学会の機関誌『ウラリカ』は1973年に第1号を上梓して以来、これまで17号を刊行してまいりました。現在第18号を鋭意準備中ですが、今回の号から紙媒体をやめ、電子化することを2022年度総会で決定いたしました。本誌はこれまで会員を中心に限られた範囲に届けられていましたが、今後、電子媒体をJ-STAGEに公開し、CiNiiなどと連携しインターネット上で検索・閲覧可能とすることにより、ウラル諸語の言語と文化についての研究活動をより広く社会に還元できると考えています。

 第1段階として、次号(第18号)を電子化するとともに、バックナンバーの目次をインターネット公開いたします。次の段階として、バックナンバーに掲載された論文等を順次Pdf化し、電子公開したいと考えています。

 そこで会員のみなさまにお願いがございます。1号から17号までに寄稿いただきました方々に、電子公開をご承諾いただけるかおたずねいたします。本来であれば、すべての執筆者に個別にお尋ねし、同意を得る必要がございますが、過去半世紀にわたる本誌の既刊号について、全員から個別に連絡をいただくことは難しいのが現実です。そのため、以下のフォームより、掲載の可否のご意思を承ります。ご同意いただけた方につきましては、『ウラリカ』既刊号すべてのご投稿について電子公開をご承諾いただいたこととさせていだきます。不可の意思を表明いただいた方についても、全号の投稿について電子公開を行わないようにいたします。フォームよりお進みいただき、ご回答いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 以下のリンクに必要事項をご記入の上、送信してください。

https://docs.google.com/forms/d/18fyxguQq15ONgeb97oQYArPgPeWj1waY-7UnHrUdO-g/edit

 期限:2023年8月31日

今後とも本学会と学会誌『ウラリカ』へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2023年6月22日

日本ウラル学会会長 岡本真理